事業内容の書き方

会社設立に、定款の作成は絶対に欠かせません。
定款で必ず記さなければならない事項は幾つかありますが、中でも重要なのは「事業内容」です。
少しでも書き方を間違えてしまうと、登記申請が下りない恐れがあります。
しかし事業内容の書き方は意外と難しく、どう書けば良いのか分からない方はかなりいらっしゃるかと思います。

事業内容は、会社の顔そのものです。
会社について全く知らない人が見ても、何の仕事をしているのか一発で分かるようにしなければいけません。
事業内容の書き方の基本としては、「誰が見ても何の会社か分かる」が絶対条件となります。
事業内容はあやふやにせず、なるべく具体的に書くようにして下さい。

ただし幾ら分かりやすく事業内容を書いたとしても、突拍子もない内容はさすがにNGです。
突拍子もない内容を事業内容として書いてしまうと、会社として信用してくれません。
また「具体的に事業内容を書いたほうが良い」と先程述べたものの、具体的過ぎる内容は避けた方が賢明です。
例えば「コーヒー豆専門取り扱い店」を事業内容として書いてしまうと、コーヒー豆しか取り扱うことはできません。
後になって飲み物としてコーヒーを出すことはもちろん、ケーキを一緒にお客様にお出しすることも許されません。
将来的にコーヒーとケーキを出すお店を考えているのならば、事業内容は「飲食店・及び飲食物取り扱い店経営」を記すようにします。

定款に事業内容を書いたら、必ず定款に書いている事業を行わなければならないということはありません。
先程の例のように、「飲食店経営」と書いても本当に飲食店を営む必要はないのです。
しかし将来のためにと、徒然と事業内容を書くのもあまりおすすめはできません。
将来できるかどうか分からない事業内容を書いてしまうと、相手側から不審に思われてしまいます。

事業内容は会社の顔でもあり、会社の命運を握る鍵でもあります。
だからこそ事業内容については現在の状況だけでなく、将来のこともしっかり考えるようにしましょう。