定款作成のポイント

会社設立の手続きを行うにあたり、定款の作成は絶対に外せません。
定款は、会社が活動するための規則になるものです。
しかし定款作成は想像以上に難しく、悩んでいる方も多いでしょう。
定款は30近くある事項を単にまとめれば良い訳ではなく、将来的に起こるかもしれないありとあらゆる事も想定しなければいけません。
そこで、定款を作成するためのポイントについてまとめてみました。

定款は、絶対的記載事項・相対的記載事項・任意的記載事項の3つの事項で構成されています。
どの事項も非常に重要なものになりますが、特に抑えておきたい事項は「絶対的記載事項」です。
絶対的記載事項は、定款に必ず記載しなければならない事項のことです。
絶対的記載事項が抜けてしまうと、登記申請をしても受理されません。

絶対的記載事項は主に、事業内容・目的・商号・本店の所在地で成り立っています。
事業内容は読んで字のごとく、会社の事業の内容を記したものです。
ただ事業内容は、何でも良いという訳ではありません。
違法性が高い事業内容は論外ですが、分かりやすく明確に記すことが求められます。
もし定款に書かれている事業内容が曖昧になっていると、信用を得ることができません。
事業によっては許認可が求められる場合もありますが、許認可そのものが受理されない恐れもでてきます。
もし許認可が下りなければ、会社として経営することができなくなります。
「経営不可能」という事態を回避するには、手がけようとしている事業について全く知らない人が見ても分かるように、分かりやすく書くようにして下さい。

もちろん商号も、定款作成にあたり重要な項目になります。
商号は会社の名前になり、基本的には自由に決めてもらっても構いません。
ただし事業と全く関係がない名前を会社名に使うのは、避けた方が賢明です。
例えば銀行ではないのに、「◯◯銀行」と名乗ることは法律でも禁止されています。
商号は会社の顔そのものです。
唯一無二の名前を考えましょう。